mixhostはMariaDB

mixhostというレンタルサーバのお話しです。
老舗のさくらインターネットやGMO系のサーバと比べると歴史はありませんが、リソースの保証があったりと、いろいろと良い感じです。

 

お試しで使用してみたところ、ローカルで動かしていたプログラム(Perl)をmixhostに乗せて動かしても、そのままでは動作しませんでした。
特に変わった構文もモジュールも使用していないし、Perlのバージョンの問題でもなさそうです。
mixhostはcPanel上からPerlモジュールのインストールが可能なのですが、見てみるとモジュール類が何も入っていない。
全部自分で用意しなさいってことなのですね。

標準モジュール以外を入れていたところ、DBD::mysqlが入らないでこけました。
mysql.soが無いよー的なメッセージが出ています。
いや、それ無いと詰みじゃん。でもMySQLもPHPMyAdminも動いてるじゃん。とか思っていたら、よく見るとMySQL互換のMariaDBでした。

ということで、DBD::MariaDBを入れて、DBIオブジェクトを作成するときのドライバをDBD::mysqlからDBD::MariaDBに変更すれば完了です。
大体は何も気にせずにそのまま使えますが、エンコード周りとかMySQLとちょっとずつ違ったりするので少し注意が必要ですね。
CREATE TABLE等では、文字エンコードやDBエンジンは明示的に指定しましょう。
自分で設定ファイルをガシガシいじれる専用サーバやVPSならいいのですが、共有サーバなので。
(cPanelから設定変えられるのかな? 別に明示すればいいだけなので、確認していません)

 

Linuxの各ディストリビューションでもMariaDBに置き換えるものが多くなってきているので、レンタルサーバでもMySQLではなくMariaDBを提供するサービスも増えてきそうですね。

新しく何か構築する場合はいいのですが、何らかの事情で古いCMS等を移転して使用しなくてはならない場合などに、似たようなことが起こるかもしれないので気を付けてみてください。

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