[WordPress]ファイルのアップロード先

基本的に、ファイルのアップロード先は必ず変更するようにしています。
一応プロとしてWeb制作をしている人で、これを行わない人がいるのであれば理由を聞いてみたいです(汎用性のあるテンプレートの制作・販売は別ですが)。

そもそも、サイトがWordPressで作られていることが簡単にわかるようにしてはいけません。


本題に戻って、画像等のファイルアップロード先は、標準では
[ /wp-content/uploads ]
なのですが、これだとWordPress丸出し。
これを別パスに変更する際には、WordPressにログイン後

~~/wp-admin/options.php

にアクセスして、
[upload_path]
[upload_url_path]
の値を変更します。

よく見かける記事では、

[upload_path] ../img/
[upload_url_path] http://example.com/img

のような設定が多いです。


相対パスで指定するとサーバごとに設定値を変える必要も無くて楽です。私も以前はそうしていました。
ただ、恐らくWordPressではなくPHP7系の仕様なのだと思うのですが(未確認)、相対パスで実行ファイルより上位のパスを指定するとパーミッションエラーが出るようです。
そのため、WordPressが置いてあるディレクトリより上の階層を指定する場合、フルパスで指定する必要があります。

あと、[upload_url_path]には別にドメイン名等を指定する必要はありません。
無いほうが、出力されるコードが短くなりますし、後からSSLを追加する際などにちょっと楽です。

なので、
[upload_path] /path/to/img/
[upload_url_path] /img
という感じになります。

 

フルパスが判らない場合は、簡単なPHPファイルを置いてやればすぐにわかります。
もちろん、確認後は削除しましょう。

echo __FILE__ ;

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